子供孝行のすすめ

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昨今子供に対するいじめ、虐待事件がマスコミによく報道されているが、これを根絶する方法はなかなか難しい。また、目立たないが精神心理的に多いに懸念されるのはネグレクトの問題です。

子供は家庭内においては絶対的弱者であり、肉体的にも、精神的にも親に頼っていかなければならない。又、行政も含め、他人は親子間のことにはなかなか介入しずらい。最終的に、一人の子供を養育したり、社会に適合するよう躾る権限は、よっぽどのことがない限り、現代日本においては血縁、その最たる絆を有する親が最終的に責任と力を有すると思われるからである。

よくよく考えてみれば、一人の人間は生まれなくても、究極的にその本人にしてみれば、たいしたことはなく、生まれたことによって何か特別ご利益があることはない、と哲学的に思案してみればわかる。存在しないことは、空腹もなく、満腹もない。欲しいものもなく、欲しくないものもない。痛みもなく、痛みがない事さえ前提として成り立たない。
また、存在しないことは般若心経で「無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法」の境地で、主客分裂がない。存在しなかったんだから、後悔もあり得ない。

だが、子供はなぜ生まれるのか?考えられるのは親のエゴ、世間体、または夫婦生活が賑やかさに包まれ、子供は緩衝材の役目になることも一役かっているであろう。またはおまけに、ただただ、親の親が孫が欲しいからの場合もあり、人類史では当たり前になっている。でなければ、世界で80億もの人口があるはずがない。

一人の子どもの面倒を見るのはせいぜい平均18~22年であろう。その間、子供はただ可愛いだけでも家庭にいっぱい貢献していて、家族の光でもある。老いゆく親が若々しい我が子の成長を見届けるのも、精神的には老いゆく親の心の不安の防波堤にもなっている。おまけに、これはもっとも重要なことであるが、子供は暇つぶしをしてくれるのです。

大体、人は定年すぎるとほとんどもう介護を受けているようなものです。まず、精神的に、赤の他人はたいしてて話し相手になってくれない。また、体が不自由になってしまっても、ほとんど面倒を見てくれているのは現状子供たちであろう。

要するに、すべての損得勘定を吟味しても、子供が生まれた時から親たちは子供たちに負債を抱えているようなもんです。

故に、子供孝行をお勧めしたい。

それは、ちょうど親孝行が親の言いなりになるのではないように、子供孝行も子供の言いなりになるのではない。主体性を尊重し、人類愛を教え、才能を発掘したり、社会のルールを身に着けるように導くのです。また、これがもっとも重要なのですが、子供に、自分は価値ある存在で、自分は愛に値する存在であることを教えることが基本だと思います。もし、最悪子供が思ったほどあまりしっくりいかなく、学業がぱっとしなかったり、特技もなく、対人面も世渡り上手でないようであれば、最低でも倹約を教えることもできる。そして、パワハラやらモラハラやら世間の荒波から一時でも退避できるよう、少しの財産でも残してあげれば尚いい。

色々とカウンセリング業もこなしてきた中で思うことは、親子関係がうまくいく人たちは、親が子供の主体性を侵害しなく、子供を一人の自立した大人として扱う準備がいつも整っている。そして、親自身バランスよく勤勉であることが多い。

結局、子供っていう稼業は、思ったより大変なのです。

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