歴史はくり返す 世界史における覇権国の変遷と未来の覇権国

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世界史における覇権国

歴史における覇権国というのは、世界がその国を中心に回っていると言えるレベルの中心的な国家です。世界に支配的な影響力を持っている国という定義で考えると、世界史で最初に覇権国と言えるレベルの国となったのはスペインです。

影響力の大きさでは古代のローマなどもかなりのものですが、ローマの影響力は地中海世界にとどまっており、世界規模とまでは言えません。大航海時代を経て世界中に植民地を持ち、日の沈まぬ帝国とまで言われた最盛期のスペイン帝国こそ、最初の覇権国と呼ぶにふさわしいと言えるでしょう。

スペインの次の覇権国はいろいろと説がありますが、世界的な影響力の大きさで言うなら、イギリス(大英帝国)が代表的な存在です。世界各地に広大な植民地を持ち、世界史の中でイギリスの時代があったことは疑いようのない事実と言えます。その次の、そして現在の覇権国がアメリカです。二度の世界大戦によって力を失ったイギリスに変わり、圧倒的な影響力で現在まで世界のリーダーとして君臨しています。

覇権国交代における興味深い法則

それではアメリカの次の覇権国はどの国になるのか。少しでも歴史や政治に興味がある人なら、非常に気になるテーマと言えます。政治学者の藤井厳喜さんが語るところによると、覇権国の交代には共通する法則があるんだそうです。これまでの歴史において、世界は覇権国とその覇権を狙う2位の国という構図がくり返されていますが、これまで2位の国が覇権国を倒して、覇権国となったケースは一度もないんだそうです。

そして、新たな覇権国は、現在の覇権国でもなく、2位の国でもない国から常に誕生しているという法則性があると語っています。歴史はくり返すといいますので、この辺りの法則は非常に興味深いですね。

アメリカに変わる覇権国はどこか?

現在、アメリカの覇権に挑戦しそうな国は中国です。ただ、藤井さんの法則にしたがえば、中国は覇権を取れないということになります。昔と比べると低下気味ではあるとはいえ、アメリカの国力や影響力はまだまだ他国を圧倒しています。成長を続けているインドも有望視されていますが、アメリカとの差はまだかなりあると言えるでしょう。

覇権国が交代する時、覇権国の影響力や国力が大きく下がっているというのも条件の一つとなっているので、アメリカが覇権国の座から転がり落ちるとしても、まだまだ先のことになりそうに思えます。

覇権国の 動画 まとめ

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