講談の主な演目2つのあらすじを分かりやすく紹介

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講談は主に軍記や政談といった読み物をネタとし、時代の変遷とともに語り口や芸風の発展を遂げながら受け継がれている話芸だ。
講談の主な演目とあらすじは次のとおりであり、昨今も浅草を筆頭とする寄席に多くの聴衆が足を運んでいる。

1. 源平盛衰記

源氏と平家の戦を描いた軍記物が「源平盛衰記」である。夜明けに渡渉して敵陣へ攻め込む義経軍の修羅場、武将らの心情などが臨場感をもって巧みに語られる。

【あらすじ】

元暦元年、源義仲を討伐するために宇治川へと向かう源義経。一方の義仲軍は川に架かる橋を壊し、水中に網を仕掛けて義経軍の侵攻を阻止する。
激流に加え容赦なく放たれる弓矢によって、義経軍の渡渉は困難を極めた。そんな修羅場において先を行く二人の武将が梶原景時と佐々木高綱だ。
佐々木高綱は自らの前を走る梶原景時に対してハッタリをついて追い抜くが、梶原景時は自らを出し抜いた佐々木高綱に対し、水中に網が仕掛けられていると警告して先陣を譲る。
佐々木高綱は勇ましく太刀を振り、水中の綱を切り裂きながら敵陣へと乗り込む。

2. 髪結新三

「髪結新三」は江戸時代の木材商「白子屋」で起きた事件を題材に創作された作品だ。「新三」が侵した事件の手口や家主の立ち振舞などが描かれている。

【あらすじ】

客の家に赴いて頭髪を結うことを生業としていた新三。木材商の白子屋は新三の得意先であり、そこには「お熊」という娘がいた。
お熊には婚約者がいるが、下級役人の「忠七」と恋仲であることを新三は知る。新三はお熊と忠七を呼び出し、忠七に暴力をふるい、お熊を自宅に監禁した。
白子屋は事件が表沙汰になることを危惧し、お熊を開放するよう説得を試みるが、新三は説得に応じない。そこで家主の「長兵衛」が説得にあたる。
長兵衛は前科者である新三に住まいを貸す家主は自分以外に存在しない、家主の言うことが聞けないのであれば出て行けと言い放つと、新三はお熊を開放した。

まとめ講談では上述したような作品が脚色され独特の抑揚がつけて語られるが、これは聴衆を飽きさせないための工夫である。
講談師によって物語の展開や表現も異なるため、気になった人は実際に聴いてみると面白いだろう。

名作講談の 動画 まとめ

  • 今もなお語り継がれる天才軍師!諸葛亮孔明の逸話3選
  • 嘉納治五郎が残した功績と「日本体育の父」と呼ばれる理由を解説
  • 歴史の流れが理解しやすくなる『詳説世界史B』の読み方
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