認知行動療法としても注目されるマインドフルネス瞑想

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今や世界的な企業も取り入れる瞑想ですが、なんとなく健康に良さそうとは思いながらも実践している人はそれほど多くないのではないでしょうか。

瞑想には仏教などの厳しい修行というイメージがありますし、「スピリチュアルとか興味ない」という人もいるでしょう。しかし、現代では心理療法としての効果が実証されており、医学的な立場からも推奨されています。

医学的にも効果が認められる瞑想

瞑想の効果といえば、集中力を高めたりセルフコントロール力を上げたりといった面が注目されています。ストレスの緩和にも役立つということで、ヤフーやグーグルなどでは研修に取り入れられるほどです。ただ、そういったメンタルへの効果だけでなく、医学的な治療法としても有効と認められています。たとえば、うつ病や心身症の予防効果はすでに臨床現場で認められていますが、最近では、生活習慣病や認知症の予防、肩こりや腰痛の解消、疼痛の緩和などのために医師が患者に瞑想を進めることもあるのです。

マインドフルネス瞑想

瞑想のなかでも特に注目されているのがマインドフルネス瞑想です。この瞑想は、「今ここにある自己」に何の判断や評価も加えることなく注意を向けるために行います。心理学的には認知行動療法と言ってもよく、従来の認知行動療法よりもマインドフルネスの方が高い効果を得るとの実証もあるぐらいです。行動を変容させる必要がある病気の治療にも活用されています。これだけでは「なんか難しそう」と思うかもしれませんが、マインドフルネスは私たちにとても身近な瞑想です。たとえば、スポーツ選手がプレーに入る前に、ルーティンという儀式的動作をするのを見かけたことがあるでしょう。あれも、余計な情報をシャットダウンし、その瞬間だけに集中するための瞑想と言ってもよいのです。また、作家が締切前にホテルに缶詰になることも集中力を高めるためで、マインドフルネスと同様の効果があると考えられます。自分の呼吸や感覚などに心を向けて、それ以外のことは一切考えないようにする訓練がマインドフルネスなのです。

いつでもできるマインドフルネス

実際に座禅やヨガのポーズを取らなくても、日常生活のなかでマインドフルネスは実践可能です。たとえば食事の時間、いつもはテレビを見ながらぼんやり食べているのを、食べることだけに全意識を集中してみてください。一つ一つの動作に注意を向け、食べ物を咀嚼して飲み込み、体に摂り入れる感覚を存分に味わうのです。また、ゴルフのスイングなどスポーツでの基本的な動作を行う際に、ふだんの何倍もの時間をかけて行うことでも、マインドフルネスと同じような経験が得られます。

マインドフルネス瞑想の 動画 まとめ

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