世知辛い世の中で、人間の煩悩について

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トマ・ピケティの「21世紀の資本」が発売されてから、一時期マルクス関連本がリバイバルした様子だが、長続きしていない。

だが、マルクスは結局正しかったのではないか?と最近少し思うようになった。なぜならマルクスが描写しようとしていた時代はイギリス、産業革命真っただ中で、人間は労働から解放されるどころか、一日労働時間が12時間。機械発明により、労働に要する手間暇、工数が部品化され、ボタンの押し方、手順さえ把握できれば、てこの原理のように、体力がない男子どころか、女子、子供まで労働に駆り出されるようになった。特に児童の労働制限の法律が制定され、なんと9才以下は労働禁止になっている…つまり、10才からはもう立派な労働者なのです!

このようにして今もかつても、「搾取」が合法化されていた。貨幣は物の交換を行うさいの便宜的な手段であったが、いつしかそれ自身が目的となってしまい、集合した貨幣、いわゆる資本は貨幣を生産する機械と化してしまった。

労働からの解放は当時から経済学者や社会運動家の主要問題となっていたが、あれから150年以上すぎても、解決される見通しがないどころか、やれITやらAIやら、人間の仕事はやることが増えても、決して減ることはない。そのうちAIによってリストラされてしまい、食べていけなくなるとも下手に脅かされている状態です。また、20世紀前半に活躍したイギリスの大経済学者ケインズははっきりと労働は「苦しみ」と言っているし、経済的な問題は条件付きで、彼の時代から百年後(2030年)には解決されるだろうと言っているが…本当なのか?

高みを目指した人類の理念はやっと頂きに到達するや否や、天上に轟くオリンポスの神々の哄笑が、我々を再び地面にたたき落そうとしているのです。

私は、「自然とのふれあい」を労働していない時間と暫定して考えていきたいです。その場合、現代人は多少もしくは大いに便利になったとしても、そのぶん本質からずれてしまっているのではないでしょうか?

さて、私のほうが初っ端から本題からずれてしまった…。今年をあらわす漢字が「災」となっていますが、人間が被る天災はもちろん、生まれた以上、だれでも必ず関わらなければならない煩悩が三つある。

それは老い痛み人間関係である。それについて考えたいと思う。

まず老い、それは死を連想させ、体の衰えや不便さを表す。もちろん、成熟さや落ち着きなど、いくらでも美化する用語を連想できても、その反面、疲れやすさや忘れっぽさなども連想されるのです。もし、権力や資産、子宝に恵まれないまま、老いが続けていけば、しまいにはだれにも相手されない、生きたままの裸の王様状態も連想できる。ついには全くの他人のお世話にならなければならない顛末であるが、それが一番悲しいのは、ただただ他人の善意や美徳だけが唯一の頼りだからです。

痛み、それは問答無用で神が創造したなかでも最悪な部類である。人間が肉体に閉じ込められている以上どうしても引き受けなければならない。もちろん心の痛み、体の痛みに分類できるし、一概に比較できないが、ここではまず体の痛みについて…。

例えば、焼けどをしたり、胃潰瘍になったり、或いは単純に頭痛を連想してみるといい、いったいなぜ神はこのような感覚を作ってしまったのかと思わず叫んでしまうだろう。さらに、痛みへの恐怖はよく刑罰に使われる。古今東西の痛みを持続させる手段を見てみると、我々の想像を絶っするものがすでに古代人によって考案済みなのです。例えばファラリスの雄牛、十字架刑など、現代クリエイター顔負けの発想豊かな世界が悪意をこもった情熱で作り上げられている。

ただし、こと痛みに関して、私自身は人類が発明或いは発見した中で、一番尊いものは何か?と聞かれたら迷わず次によう答える。
ーそれは量子力学でもなく、コンピューターでもない。…それは数々の痛み止め、麻酔薬なのである、と。

痛み、その感覚を止めること。それが人間が基本的に解決を目指すべく、自然に与えられた最高の権限である。

最後に人間関係、それは関わりすぎると、飲み込まれる恐怖。関わらないと空虚、孤独感として、立派に英語では「In and out Synonyms」としてあらわしている。幾多の災難がそれから出てくるのだろう!だが、悲しいかな、それがないと我々は精神的やっていけないのです。人間関係における災難は、例えばパワハラやモラハラなど、会社や家庭における最悪な上下関係、男女の怨恨、難しいママ友やらパパ友やらの集い等。

端的に言いますと、人間は政治的な動物で、必ず政治的なものに巻き込まれることは避けられない。もし人と関わることの苦痛より、少しでもご利益が勝るように感じ取れれば、願わくば出世に近い状態がいい。なぜなら、悪人の出世欲もなかなか執念深いほど強く、一旦権力の座を握られてしまうと、善人は負けてしまい、迫害を受けてしまう場合が多々あるからです。その場合、その組織や社会、ないし共同体は悪意やサディズム、あらゆる不正義が目も当てなれないほど横行してしまうであろう。

…以上のように、私は洞察しました。

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